高校時代、クラスによって簿記の授業がありました。私は簿記の授業が無いクラスでしたので簿記の資格を持っていません。恥ずかしいのですが簿記とはどういうものなのかもよく分かりません。高校を卒業してからも、専門学校などは行かなかったので未だに簿記の事は分かりません。現在再就職活動中ですが、簿記の資格があれば応募できる求人を見かけます。何でも資格があると無いとでは違うなと思いました。
京丹後市弥栄町木橋地区で17日夜、地元の子どもたちを招いてホタルの観察会を開いた。乱舞するホタルの群れと手作りの竹灯籠との光の共演に、参加者が見入った。
同地区では、5年前から農地水環境資源保全隊を結成。農薬を減らし、ホタルの幼生の餌となるカワニナを放つなどの取り組みを進めている。
メンバーはこの日のために木橋川沿いに竹灯籠10個や願い事を書いた短冊を結わえるササなどを設置した。子どもや住民約80人は、幻想的な雰囲気の中、夜空を飛び交うホタルをうっとりと見つめた。地元の形山葉月さん(10)と井上明音さん(11)は「ホタルが手の中でピカピカと光ってきれいだった」と喜んでいた。
◇弟もライバルも失った…でも
陸前高田市の和洋菓子店「菅久(かんきゅう)菓子店」の店主、菅野秀一郎さん(35)は震災後初めて約200個のケーキを焼き、18日、市内の「朝市」に並べた。津波で店が流され、一つ違いの弟は行方不明のまま。腕を競ってきた仲間も失った。張り合いをなくしていたが、周囲の後押しで「まず一日だけ」と決めて店を開いた。【市川明代】
18日朝、テント張りの店に、菅野さんが焼いた甘食とチーズケーキが並んだ。知人の厨房(ちゅうぼう)を借りて作ったお菓子は、1896(明治29)年創業の「菅久」の味を待ちわびた人たちが買い求めていった。
震災から3カ月余がたった。なじみの客から「菅久のお菓子が食べたい」という声を聞くようになった。出店の誘いが舞い込み、「喜んでもらえるなら」と引き受けた。
菅野さんは店の5代目。高校を卒業すると仙台市内の菓子店で修業し00年、父の後を継いだ。イチゴがどんなに値上がりしても、ショートケーキに大粒の実をいくつも挟んだ。
津波は本店と駅前店、工場をすべてのみ込んだ。ケーキを焼くオーブンもケーキの型も何一つ残さず、押し流した。再開の道のりはあまりに遠い。
市内にあった10店近くの菓子店の多くが被害に遭った。津波が襲ったのは、夕方のかき入れ時前だった。菓子店で見つかった遺体は白衣やエプロン姿が目立ったという。
菅野さんがつらかったのは、同じ老舗の跡取りとして競い、助け合ってきた二つ年上の友人の死だ。同じころ、修業に出て店を継いだ。事業がうまくいかなかったときには一緒に悩み、励ましてくれた。行方不明だった友人は今月14日、遺体で見つかった。「本当に死んでしまったんだと思うと、張り合いがなくなっちゃって……」
前に進めない理由がもう一つある。市職員で、行方不明のままの弟の存在だ。流されるまで、庁舎内で電話交換業務に就いていたと、同僚から聞いた。
でも朝市で、お客さんの笑顔に触れ、こう思った。「いつになるか分からないけど、きっとまたこの街で勝負したくなる」。その日まで「一日限りの店」をゆっくり続けよう。そう思っている。
6月19日朝刊
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◇明治三陸大津波ゆかり
1896(明治29)年に起きた「明治三陸大津波」の後、住民の願いで建立された宮古市の善林寺の僧侶、東舘紹見(しょうけん)さん(47)が、教べんを執る大学を休職し、被災者の支援に当たっている。東舘さんは「初代住職の志を確かめながら、被災者に寄り添いたい」と話している。【熊谷豪、写真も】
初代住職がまとめた「善林寺記録」によると、明治の大津波後、京都の真宗大谷派(東本願寺)から慰問団が訪れ、追悼法要が営まれた。寺は住民の要望で3年後に建立され、記録には「報恩講(法要)を執行せんところ参詣者多くして」と、信仰のあつさをとどめる。
東舘さんは善林寺で生まれ、京都市内にある大谷大の准教授として仏教史を研究してきた。東日本大震災が起きた3月11日は、宗祖親鸞750回忌を記念した展覧会の準備に追われていた。檀家(だんか)は7人が亡くなり、70軒が被害を受けた。
3代目住職の父(77)を助けるため大学を半年間、休職することにした。仏壇を流された門徒らに折り畳み式の「携帯本尊」や義援金を届けたり、境内の門徒会館をボランティアの宿泊施設として開放している。東舘さんは「自分自身のあり方を見つめ直し再出発していこう」と考え、「善林寺記録」を印刷し門徒に配布することを計画している。
6月19日朝刊
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